目次
第1章 調査から見えるもの
はじめに〜不登校の段階と対応
長野県の不登校・保健室登校の実態
養護教諭の保健室登校指導の実態
子どもたちから見た保健室
まとめ
第2章 教室へ行かれない子どもたちとともに
[小学校]
病気に負けそうになる唯ちゃんと
分析・病虚弱児への保健室での対応
はじめての保健室登校にとまどいつつ
分析・母親役を演じながら自信を育む
気持ちの休まる場所を求めていた恵ちゃん
分析・訴えをていねいに聞き取る
学校へ来られなくなった綾さんと
分析・教師の素直なかかわりが子どもの心を開かせる
ショックと寂しさにゆれる麻美さんを支えて
分析・保健室登校から教室へ
いじめられても登校し続けた正彦君を支えて
分析・いじめと保健室
教室に行けない子どもたちの問題が全職員の課題になるまで
分析・担任との連携から学校体制づくりへ
[中学校]
保健室の鍵
分析・開かれた保健室をどうつくっていくか
自分の気持ちを表現できず手を出してしまう健君とともに
分析・ツッパリの子に常にあたたかい言葉と視線をかけ続けて
和子さんに寄り添いきれずに
分析・自分を見つめ、相手を見つめ、夢を育む
受験学力の重圧に耐えかねて
分析・困難を乗り越える力を引き出す支援
第3章 座談会「保健室登校にどうかかわるか」
第I部 保健室に来る子をどうみるか
第II部 保健室登校の子にどうかかわるか
第III部 家庭や教職員との連携について
第4章 保健室登校と養護教諭