目次
1 原因と治療編
1 気管支喘息の原因
1 アレルギー
2 環境要因
3 心理的な側面
2 小児喘息の考え方
1 アレルギー・マーチ
2 疫学的な問題
3 発症後の経過について
4 発作の実態
3 喘息の症状
1 一般的な症状
2 気管支喘息の合併症
4 喘息の検査
1 専門医による検査
2 学校における検査
5 喘息の診断
6 喘息の治療
1 気管支喘息の薬物療法
2 予防治療(根治療法)
3 環境整備
4 鍛錬療法
5 施設療法
2 アドバイス編
1 喘息児童・生徒の日常管理
1 予防接種について
2 薬品の投与に対する配慮
3 食事の制限への配慮
4 課外活動への配慮
5 学習上の配慮
6 予後の学校生活のポイント
7 救急処置
8 日常生活の管理記録作製のアドバイス
2 医師と教育現場の連携
1 入院に際して
2 退院に際して
3 通院時の対応
個々のアレルゲンに対応する指導のあり方と現代医療の実態をまとめた。小児ぜんそくはそのメカニズムをどの程度理解しているのかによって対応に幅がでてくる。そのためにも、一様ではないぜんそくの病理・病態を知って活用していただきたい。