成長のしくみをとく

成長のしくみをとく

成長のしくみをとく

胎児期から成人期までの成長のすすみ方

著者:J.M.タナー
監訳:林 正
ISBN: 4-8278-1121-0
定価: 2,200 (税込)
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成長曲線の生みの親、タナーの名著。成長医学のバイブルと呼ばれ、専門医が引用する原典がお目見え。

小児保健関係者のためにかかれた本を、分かりやすく訳してお届けします。身長の伸び方、成長の進み方を具体的に理解し、子どもへ返すために必携の書です。全世界で最も信頼され、子どもの成長過程の上で保健管理・指導していくときに必要な項目を満載した本書は、「背が高くなりたい」「どうしたら身長が伸びるの」という子どもの切なる願いを指導していく上でも、成長バランスを考えていく上でも、特に養護教諭にとって知りたい専門知識を吸収するための最適の本です。

目次

第1章 発育曲線  

 発育資料の種類  

 男子と女子の身長曲線  

 身体の各組織と各部位の発育曲線  

 思春期後の発育  

 発育の個人差  

 霊長類の特性を示す人間の発育曲線



第2章 細胞と組織の発育  

 再生組織と未再生組織  

 身体構成要素の動態  

 細胞の構造  

 細胞と器官の成長  

 神経  

 筋肉  

 脂肪  

 細胞の時計との干渉  

 骨の成長



第3章 出生前の成長  

 子宮環境の影響  

 いわゆる“未熟児”  

 子宮内での頭の成長  

 偶然の出来事としての出生



第4章 思春期までの性分化  

 性染色体  

 胎児期の分化  

 脳の分化  

 小児期の分化



第5章 思春期  

 生殖器官  

 思春期の発育スパート:身体の大きさと形の変化  

 思春期の発育スパート:筋肉、脂肪、骨格の割合の変化  

 筋力、運動耐性とその他の生理機能



第6章 発育年令と早熟および晩熟の問題点  

 骨年令  

 歯牙成熟度  

 成熟の異なった測定間の関係  

 早熟・晩熟、知能および情緒発達



第7章 成長の内分泌学  

 内分泌の制御  

 ホルモン分泌の脈波性  

 成長ホルモン(GH)  

 ソマトメジンC-IGF1  

 甲状腺ホルモン  

 副腎ホルモン  

 胎児の副腎皮質  

 テストステロン  

 エストロゲン  

 ゴナドトロピン  

 プロラクチン  

 松果腺ホルモン  

 インシュリン  

 思春期の内分泌学  

 思春期の開始



第8章 脳の発育と発達  

 大脳皮質の発達  

 大脳半球の特殊化  

 脳発達における色々な影響



第9章 発育を左右する遺伝と環境の相互作用  

 1.体格、体型及び発育のテンポに関する遺伝学  

 2.発育と発育のテンポへ及ぼす栄養の影響  

 3.人種差  

 4.発育に及ぼす気候と季節の影響  

 5.病気の影響  

 6.心理的・社会的ストレス  

 7.都市化の影響  

 8.社会・経済的状態と家族数の影響  

 9.発育の年次推移  

 10.発育学の疫学的活用:健康指標としての身長



第10章 成長過程の特徴  

 疎通と追いつき成長  

 適応と特定化  

 過敏期  

 期外発生と不調和発達  

 成長成熟度勾配  

 発達の段階:全般と特異



第11章 正常な成長の標準値  

 10進法による年令  

 測定上のテクニック  

 プロットの解析  

 縦断的標準値と横断的標準値  

 発育速度の標準値  

 北アメリカの子どもの標準値  

 体重チャート  

 出生から5才までのチャート  

 アメリカ合衆国民のチャート  

 各国、地域対世界共通の標準値  

 両親を考慮したチャート  

 思春期の標準値  

 骨年令の標準値  

 成人身長の予測



第12章 成長の異常  

 低身長の原因   

  1.正常な遺伝的低身長   

  2.成長の遅れ   

  3.染色体の異常   

  4.子宮内の発育不良   

  5.内分泌腺の障害   

  6.軟骨及び骨障害   

  7.食物吸収の疾患   

  8.肺、心臓、腎臓の一般的疾患   

  9.ステロイドと放射線   

  10.心理的原因










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