目次
第1章 健康と価値の世界
健康教育はなぜ必要か
医療費を抑える方法
衛生教育から健康教育への脱皮
行動体力から防衛体力へ視点を移す健康教育
実感を持ったHost(主体)の健康教育とは
健康認識とは何か-過剰受療体験と健康認識
ストレスのサインとしてのカゼの教育
病態の認識の仕方
健康を認識するということの構造(しくみ)
健康認識の相関ダイナミズムとプロセスの構造
健康認識のプロセスと健康教育の関係-健康教育の言語体系への働きかけ
言語構造からみた健康
健康科学とコトバ
学校保健の中での小児成人病(小児における生活習慣病)とその問題の所在(1)
学校保健の中での小児成人病(小児における生活習慣病)とその問題の所在(2)
健康は最も優先される価値か?
第2章 ライフスタイルとからだ
ライフスタイルの教育と指導
タイの子どものライフスタイル
疎外されたからだとライフスタイルの教育
「生活」の中のからだの喪失と発見
健康生活習慣を考える
行動主義からみた健康行動の理解
発達課題としての子どもの健康・身体認識
自由な発想と見方ができていますか?
健康について、幅広く他の分野と比較できる、文化相対的な視野で捉え、自由に行動できれば、現在行き詰まっている問題を、本質からとらえることができ、正解へのいくつかの糸口が見えてくるだろう。 本書で、いろいろな見方を会得し、頭の切り替え・やわらか化を試して下さい。