目次
I 大津市学校医時代(昭和22年9月〜)
1.大津市専任学校医となる
1)大津市の専任学校医
2)占領下の教育政策
3)新教育実験学校
4)大津市立中央小学校
5)児童・教職員の臨時身体検査
2.予防接種に奔走
1)腸チフス予防接種
2)ジフテリアの予防接種
3.乳児検診
4.結核検診とBCG
1)学童の結核検診
2)BCGの副作用の調査
5.中央校における活動
1)寄生虫卵検査
2)養護学級
3)衛生教育
4)身体歴の提出
6.虚弱児夏期保養所
7.滋賀県学校衛生講習会の開催
8.養護教諭養成講習会の開催
9.養護教諭の会の結成
1)大津市養護教官会の結成
2)滋賀県養護教官会の発足
10.大津保健所勤務
II 滋賀県学校衛生技師時代(昭和24年6月〜)
1.滋賀県教育委員会へ転出
2.ワークショップ(中等教育研究集会)への参加
3.ユニセフ給食
4.教員結核の管理
III 兵庫学校衛生技師時代(昭和25年7月〜)
1.兵庫県教育委員会技師に転任
2.教員結核の管理
1)結核休職教員の実態調査
2)休職教員接触児童感染調査
3)結核管理規則の制定
4)結核教員検診指導
5)新規採用者検診
3.県立養護学校の開設
4.講習会とテキスト
1)認定講習
2)養護教諭講習会
5.肢体不自由児の療育相談
1)肢体不自由時療育相談
2)当時の肢体不自由児の実態
3)兵庫県の不自由児対策のその後
4)特殊学級設置の功労者 堀川康夫氏
6.伝染病予防対策
7.昼間・夜間高校環境衛生調査
8.博士号の取得
IV 山形教育委員会課長時代(昭和29年8月〜)
1.山形県教育委員会へ転任
2.教職員の健康管理
1)結核管理
2)東北中央病院の建設
3)高血圧管理
3.児童生徒の健康管理
1)結核検診
2)病弱養護学校の設立
4.寄生虫対策
5.心臓病管理
6.肢体不自由児対策
1)肢体不自由児実態調査
2)肢体不自由児海浜学校
3)肢体不自由養護学校の設立
7.沖縄の学校保健指導
1)沖縄の学校保健指導
2)沖縄報告1
3)沖縄報告2
8.県立養護教諭養成所の運営
V 山形大学教育学部教授時代(昭和40年4月〜)
1.山形大学教授となる
1)山形大学教育学部へ転任
2)自宅の新築
2.学校保健の歴史の研究
1)学校保健通史
2)三島通良
3.養護教員の歴史の研究
1)養護教員の歴史の研究
2)最初の学校看護婦
3)学校看護婦の歴史
4)養護教員の歴史の刊行
4.特殊教育史の研究
1)特殊教育史の研究
2)肢体不自由教育史の研究
5.付属中学校長併任
6.大学保健管理センター所長の併任
7.日本医師会学校保健委員
8.養護教諭講座の刊行
9.救急養護学の構築
10.養護教諭の卒業研究
11.ヘルスカウンセリングの提唱
1)ヘルスカウンセリングの提唱
2)ヘルスカウンセリング研究会の開催
12.定年退官
VI 蘇生会病院時代(昭和62年4月〜)
1.大津市に帰る
1)滋賀県大津市に「ついの住みか」
2)蘇生会病院
2.臨床医学研究会
3.ヘルスカウンセリング研究会
(1)京都ヘルスカウンセリング研究会
(2)大阪ヘルスカウンセリング研究会
(3)滋賀ヘルスカウンセリング研究会
現在の学校保健がどのように構築されてきたのかを知り、今後の方向性をさぐる上で、有効な一冊。