目次
第1章 「生きる力」と「ふる里学習材」の強い関係
1.子どもが盛り上がる「ふる里学習材」
2.「生きる力」と「ふる里学習材」
3.「ふる里学習材」開発の視点
1)視点をあてる三つの必要条件
(1)自然環境を生かす
(2)いつの時代と比較するかで違う視野と気付き
(3)地域でのナンバー1を扱う
2)「不易」と「流行」を意識して
3)地域の食生活の実態を知って実施することで、子どもと教師間の意識のズレが少ない
4)授業過程の工夫
(1)すべての過程を体験
(2)「生活を見つめ・追究をし・生活に生かす」ことのできる単元構成
(3)やってみて・考えてみて・やってみる授業過程
5)基礎、発展の授業方式
第2章 「ふる里学習材」の実践編
1.一色町の特色
(1)地域でのナンバー1・その1:「うなぎ」
(2)地域でのナンバー1・その2:「えびせんべい」
(3)地域でのナンバー1・その3:「カーネーション」
(4)地域でのナンバー1・その4:「大提灯」
2.さかな編:(中学校)「生田港で釣った(とれた)魚でおいしい魚料理を作ろう」
1)指導計画作成にあたって
(1)「魚釣りをとり入れて魚料理を作ろう」の構想
(2)単元構想:「魚嫌いを克服する調理方法の工夫」にあたって
(3)指導案例(技術・家庭科)
2)結果
(1)魚嫌いを克服できた
(2)魚を一人でさばけるようになった
(3)必要性にかられ包丁をとぐ技能が身に付いた
(4)海を汚したくない意識が育った
3)指導にあたって感じたこと
3.うなぎ編:(中学校)「一色のうなぎ観光名産品作りに挑戦」
1)指導計画作成にあたって
(1)「おいしいうなぎ料理を作ろう」から「一色のうなぎ観光名産品作りに挑戦」への構想
(2)単元構想:「うなぎ嫌いを克服する調理方法・情報発信の拡大」にあたって
(3)指導案例(技術・家庭科)
2)結果
(1)うなぎ嫌いが克服できた
(2)うなぎ料理のおいしさと中学生の発想の豊かさを多くの人にアピールできた
(3)子ども考案のうなぎ料理が料理屋さんや給食献立に採用された
3)指導にあたって感じたこと
(1)子どもたちの発想のすばらしさに脱帽
(2)子どもたちの願いがかなった
4.大豆編:(小学校)「大豆を食べて健康アップ大作戦」
1)指導計画作成にあたって
(1)「大豆を食べて健康アップ大作戦」の構想
(2)単元構想:「100gの大豆を変身」にあたって
(3)指導案例(家庭科)
2)結果
(1)大豆の加工食品の種類の多さに気付いた
(2)楽しく作り、嬉しく食べる
(3)生活に広がっていく
3)指導にあたって感じたこと
(1)子どもの献立が給食献立に
(2)大豆からの変身
4)地球にやさしい「大豆の葉や茎から紙を作ろう」の学習
(1)すき枠の作り方
(2)紙すきの仕方
第3章 苦手意識を克服する料理レシピ
1.「さかな・うなぎ・大豆からの変身」盛り付け例
さかな料理
うなぎ料理
大豆料理
2.さかな料理編
(1)あじ
(2)いわし
(3)かれい
(4)さば
(5)せいご
(6)はぜ
(7)その他の魚
3.うなぎ料理編
4.大豆料理編
●子どもたちの好む調理例、子どもたちの色彩感覚による盛りつけ例などをカラーで紹介 子どもたちのレシピを取り入れた学校給食では“残菜”が出なくなった!