目次
第1章 ワークショップ型授業とは
1 説明・発問中心の授業から参加・体験のある授業へ
2 保健教育におけるワークショップ型の学びの現状について
3 ワークショップ型授業づくりの3箇条
4 ワークショップ型授業のメリットとデメリット
5 授業を運 営する際の配慮点
6 ワークショップ型授業のすすめ
図解 ワークショップ型授業の基本モデル
第2章 ワークショップで保健の授業! 小学校編
・いろんな立場でけがの手当て
ロールプレイで体感、そして実感!!
・ベストメニューを選ぼう
ランキングで食生活の価値を考える
・健康かえ歌をつくろう
・歯の一生「歯の人生すごろく」をつくろう
・ここは悩み相談室
悩んで迷って心をゆさぶろう
・勇気をもってNOと言おう
こんなとき君はどうする?
・ちょっとプラ(+)プラ(+)スーパーフード変身術
切って、貼って「プランニング」しよう
・コラージュ作品から〈性〉をみつめよう
・STOP!ドラッグコンペティション
保健学習「病気の予防」における薬物乱用防止教育
・ゲット! 睡眠パワーシミュレーション
睡眠の確保とセルフコントロールを目指して
第3章 ワークショップで保健の授業! 中学校編
・話して聴いてカンペ出して
聴き方コミュニケーション
・私のストレス対処法を見つけよう!
オリジナルランキングで自分発見!
・性教育 男女交際から自分の未来を考えよう
恋愛ラブストーリーづくり
・つきあうってどういうこと?
部屋の四隅で考えてみよう!
授業の中心に「活動」をおくことで、体験のプロセスからの主体的な学びを引き出します。詰め込み式の学習にはない納得感が得られるため、価値含みの領域には最適な授業法と言えます。つまり保健との相性は抜群!
さらに掲載した14本の実践はどれも、アイデアとユーモアに満ちた内容で、読んでいるだけでワクワクした気分になること請け合いです! また、各実践は追試のしやすさにこだわり原稿の検討を重ねてきました。読むだけでも本書と同じ授業が再現でき、工夫次第では様々な単元に応用可能な内容となっています。