目次
1 打撲
1.全身打撲:高いところから落下、まず確認すること
2.全身打撲:経過観察の必要性
3.軽落・気絶:移動させてはいけない理由
4.頭部打撲:たんこぶになれば安心か?
5.頭部打撲:たんこぶは経過観察が重要
6.鼻の打撲:鼻骨骨折のほかに留意すべき点
7.腹部打撲:考えられる危険性
8.臀部打撲:「どこを」「いつまで」観察するか
9.外陰部打撲:観察と手当ての仕方は
10.打撲後の処置:回復過程に沿った冷却と温め
11.傷病者を移動せずに救急車要請する場合
2 捻挫・骨折・肉離れ等
12.膝の前十字靱帯損傷:どのような場合に疑われるか
13.自覚症状のない骨折:見分け方のポイント
14.骨折した部位と違う場所を痛がる
15.股関節周辺の剥離骨折:判断の仕方
16.出血が激しい開放性骨折:最低限なすべき処置
17.両手首を骨折した場合の救急処置
18.骨折の固定をはずした後のケア
19.肉離れの症状と処置、予防法
20.スポーツによる腰痛と受診基準
21.腰痛の軽減・悪化を防止する方法
22.腰痛でドクターストップをかける場合
23.捻挫のあとの膝痛が長引く
24.成長痛の予防と手当て
3 擦り傷・切り傷
25.擦り傷に入り込んだ土砂が取れない、よい工夫は?
26.止血と洗浄、どちらが先?
27.出血が続く傷の受診基準
28.膣の切傷:婦人科と小児科どちらを受診するか
29.ズボンのファスナーにペニスの皮が挟まった
4 刺傷(とげ)
30.とげ:処置法の工夫
31.とげ:抜けたか分からない時の対応
5 虫刺され
32.ダニに刺された時の受診基準
33.虫刺され:ステロイド剤の使用
6 皮膚・爪
34.たこ・うおのめの手当てと予防
35.爪の周囲の化膿・腫れ:学校でできる処置は?
7 目
36.目の痛み:受診の基準
37.麦粒腫・霰粒腫:学校で配慮すること
38.アレルギー性結膜炎:症状がひどい時の対応
39.目の周辺の傷:消毒はしてもよい?
8 耳・喉・鼻
40.耳への異物:虫
41.耳への異物:水が入った時の専門医受診の目安
42.喉にひっかかった魚の骨:どのように対応するか
43.アレルギー性鼻炎:症状がひどい時の対応
9 マウスガード
44.マウスガードの種類と装着すべきスポーツ
10 感電
45.感電した時の救急処置
11 トラブルへの対応(保護者・子ども)
46.保護者への対応:突き指を引っぱってしまった
47.保護者への対応:医療機関受診の必要性を説明する
48.保護者への対応:けがの説明だけで帰宅させたらクレームが
49.相手のあるけがの対応:不慮のけがで1人は重傷1人は無傷
50.相手のあるけがの対応:けんかのけが
「分かっているつもりだけれど、本当にこれでいいの?」
「いつも行っている処置だけれど、根拠がはっきり分からない」
「他の養護教諭はどんな工夫をしているんだろう?」
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