目次
I 基礎編
1.日の健康課題と行動との関係
2.行動変容を目指す健康教育の歴史
3.ライフスキルの定義とその内容
4.ライフスキル教育の有効性
5.ライフスキル教育の日本への適用
6.セルフエスティームの定義
7.セルフエスティームの重要性
8.セルフエスティームの測定と評価
9.セルフエスティームの形成に影響する要因と学校教育の果たすべき役割
10.JKYB ライフスキル教育プログラム 小学校高学年用の構成
II 実践編
1.おたがいをよく知ろう
2.友だちをほめよう
3.私の伝えたいこと
4.争いごとになる前に
5.広告を調べよう
6.プレッシャーに負けないで
7.目標に取り組もう
8.成功のイメージをもとう
9.前向きな自己会話
10. 失敗なんてありえない
11.ボランティア活動ー地域でー
付録 有効性の評価の方法
青少年の生きる力と健康行動調査
・児童用調査票
・調査実施手引書
授業実施者による授業評価表
毎日の生活の中で出会う様々な課題を、より良く解決するために役立つものが「ライフスキル」と言われる心の能力です。
本書の実践編では、「有能性の感覚」に重点が置かれています。特に4つの授業項目にわたって児童が置かれた状況や自分がもっている資源や能力を考慮し、目標を設定、それを達成するための計画を立案、そして実行するというプログラムが組まれています。さらに学んだライフスキルを生かし強化するため、地域におけるボランティア活動を計画、実行、評価するプログラムが組まれ、「困難な状況においても、自分を信じ、乗り越えて行く」力を養います。
◎CD-ROM付き:授業で使用するワークシート、掲示用資料などを収録!