目次
まえがき
第一章 世界遺産教育とその可能性 ―ESDを視野に入れて―
はじめに
一、世界遺産をめぐる状況と世界遺産教育の必要性
二、世界遺産の種類と危機遺産
三、世界遺産教育の動向と概念の整理
四、世界遺産教育の可能性と教材化の事例
おわりに
第二章 ESDを視野に入れた世界遺産教育 ―ユネスコの提起する教育をどううけとめるか―
はじめに
一、ESDとWHE
二、WHEとESDの関係
三、地域に即したWHEの実践報告
四、新しいCHALLENGE―遺産の教材化
おわりに
第三章 ESDと世界遺産の教材化の視点 ―奈良の薬師寺を事例にして―
はじめに
一、薬師寺伽藍の復興
二、世界遺産と国際理解教育
三、世界遺産と平和教育
四、世界遺産と人権教育
五、ESDと人間の生きる意味
おわりに
あとがき
本書では、正解遺産が多く点在する奈良を中心に、世界遺産教育をESDへつなげる試みを紹介しています。