目次
はじめに
第一章 教職大学院に行きたい
§1 学部卒業後すぐに教職に就く自信がない
§2 教員養成以外の学部出身、教育実習後に教員志望に
§3 学部で小学校教員免許は取れなかったが、小学校の先生になりたい
§4 社会人になったが、教師のほうが向いているように思った
§5 指導を感覚的にするのではなく、理論的裏付けをもって行いたい
§6 教職大学院入学試験を受ける
第二章 長期在学コースの「小学校教員免許取得プログラム」
§1 長期コース生として学部で最も印象に残ったこと
§2 全国どこにもない四年コース、数校のみの三年コース
§3 長期コース担当教員によるオリエンテーション
§4 近況報告・交換会から教育実習発表会へ
§5 後期は各種の発表会への出席を
第三章 教職大学院のオリエンテーション
§1 入学オリエンテーション
§2 教職大学院の基本的な枠組み
§3 全国的にも注目されるカリキュラム・フレームワーク
§4 ルーブリックで院生の実践的指導力を評価する
§5 適切な目標と学びの実際のズレを見極め、目標到達の手立てを講じる
§6 全国的に類をみない電子ポートフォリオの全面展開
第四章 学部卒・社会人院生は授業力+アルファを鍛える
§1 在学中において最も印象深いことは?
§2 すべての回答は、一つに繋がっている
§3 授業力基礎演習で自分の弱みをあぶり出す
§4 他大学とはちょっと違う時間割編成
§5 フィールドベースの演習科目で学校実践の理論的支援
§6 学校実践における学びと大学院の授業への関連付け
§7 学校実践における学びと反省
§8 夏休み前の授業力到達試験で学校実践に備える
§9 夏休み中に開かれる十津川サマースクール
§10 後期は学校実践から始まる
§11 学校実践報告会、連携協力校会議、第二回授業力到達試験
§12 後期のまとめとしての学位研究報告書中間発表会
§13 "100クラブ"で教員採用試験対策
§14 教師塾(ディア・ティーチャー(DTP))で学ぶ院生も
§15 学校実践の前に課題解決の方法論を見出す
§16 学校実践とその後の報告会
§17 学位研究報告書の提出と口述試験
§18 学位研究報告書発表会と修了式
第五章 現職教員院生は研究テーマを実践で検証する
§1 学部卒や社会人の院生と違うのは
§2 学部卒や社会人の院生から学ぶこと
§3 "意味付けて欲しい"から"意味付けたい"への転換を
§4 授業力応用演習で実習の一部免除の判定
§5 現職教員院生の一年目の時間割
§6 六月末の研究デザイン発表会
§7 実践理論研究で経験を豊かにする
§8 十一月の第二回発表会で見通しを持つ
§9 年度末の学位研究中間発表会で課題を明確に
§10 二年次前期は赴任校で学校実践をする
§11 学校実践の成果を学校内で発表する
§12 一月の学位研究報告書提出と二月の口述試験及び発表会
あとがき
平成20年度に全国に設置された教職大学院での学びを紹介します。本書では、まだなじみの薄い教職大学院を、実際にそこで学ぶ大学院生の学生生活を通して、どのような課程があるのか、どのような能力が身につくのかなどを詳しく解説しています。
学校現場で活躍中の先生方、学生の方など教職大学院への進学を検討中のすべての方にオススメの1冊です。