特別支援教育ハンドブック

特別支援教育ハンドブック

養護教諭・特別支援教育コーディネーター・特別支援学級担任・特別支援教育支援員・教諭・学生・看護師・医療関係者 必携

特別支援教育ハンドブック

編著:飯野順子・岡田加奈子・玉川進
著:安部博志・石田祥代・大家さとみ・鎌塚優子・下川和洋・鈴木裕子・高瀬初美・竹鼻ゆかり・冨田貴恵・西能代・西牧謙吾・星祐子・松本末男・宮寺千恵(50音順)
ISBN: 978-4-8278-1527-6
定価: 2,420 (税込)
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本書は、特別支援教育に携わる多職種の方々に知っていただきたい特別支援教育の理念や基本的な考え方、障害に関する医学的な基礎知識、実践的な指導についてまとめました。



(障害のある子どもたちは)「困った子」ではなく「困っている子」であるという認識に立つところから支援はスタートする(本文より)。――本書は、すべての子どもたちがいきいきと成長していくために必要な一貫性のある支援を行うための拠り所となる一冊です。

目次

第1章 総論編

Ⅰ特別な(教育的)ニーズのある子どもたちと特別支援教育  

 1.特別な(教育的)ニーズのある子どもたちと特別支援教育  

 2.特別支援教育の現状と課題  

 3.特別支援教育から「インクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育」の推進へ

Ⅱ職種の理解  

 1.特別支援教育と多職種  

 2.特別支援教育にかかわる専門職  

 3.関係する機関・施設と職種



第2章 基礎編

Ⅰリスクマネジメント  

 1.特別支援教育におけるリスクマネジメントの留意点  

 2.救急体制・危機管理体制と対応マニュアル  

 3.災害に対する備えと対応  

 4.安全管理と事故防止(ヒヤリハット事例の蓄積・分析)  

 5.感染症予防

Ⅱ保護者対応  

 1.環境の整備  

 2.基本的な姿勢   

 3.話し合いでの留意点   

 4.その他



第3章 障害・疾患別子ども等の理解と支援

Ⅰ発達障害

Ⅱ知的障害

Ⅲ重度障害児  

 1.呼吸 / 2.摂食 / 3.体温調節 / 4.排泄―排尿 / 5.排泄―排便 

Ⅳ慢性疾患・病弱虚弱  

 1.心疾患  

 2.アレルギー   

  (1)アトピー性皮膚炎   

  (2)気管支喘息   

  (3)食物アレルギー  

  (4)アナフィラキシーショック  

  (5)アレルギー性鼻炎  

 3.てんかん  

 4.糖尿病

Ⅴ視覚障害

Ⅵ聴覚障害  

 〈内容〉解剖生理、定義・解説、発症原因、症状・治療・管理、子ども等の学校生活上の留意点、養護教諭の役割



第4章 実践場面における具体的支援

Ⅰ健康診断  

 1.はじめに  

 2.健康診断の準備  

 3.健康診断(各種計測)の実施  

 4.専門検診の実施  

 5.事後措置  

 6.まとめ

Ⅱ服薬の介助  

 1.服薬の介助と教職員  

 2.服薬の介助の実際

Ⅲ宿泊学習  

 1.宿泊学習における事前準備  

 2.宿泊学習場所決定後の事前準備  

 3.宿泊行事中の養護教諭の役割  

 4.宿泊学習後の養護教諭の役割

Ⅳ健康教育  

 1.健康教育の位置づけと内容  

 2.身体や衣服の清潔(手洗い・入浴指導)  

 3.歯の健康   

 4.性に関する指導   

 5.喫煙防止指導   

 6.消費トラブル防止教育(だまされない)   

 7.食に関する指導(食育)

Ⅴ医療的ケア  

 1.医療的ケアを必要とする児童生徒   

 2.増える要医療的ケア児と社会的な動き   

 3.医療的ケアと日常の配置  

 4.医療的ケアの法制化(平成24年 社会福祉士及び介護福祉士法の一部改正)  

 5.小学校、中学校における要医療的ケア児とその対応   

 6.医療的ケア実施における養護教諭の役割



第5章 資料編

Ⅰ知っておきたい法律・通知  

 1.学校保健・学校安全・健康に関して   

 2.特別支援教育に関して   

 3.医療的ケアに関して

Ⅱ備えておくべき保健室備品  

 1.健康診断・健康相談用備品   

 2.救急処置備品  

 3.ちょっとひと工夫・手づくり備品










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