教師のための教育保健学

教師のための教育保健学

教師のための教育保健学

子どもの健康を守り育てる実践と理論

日本教育保健学会 編
ISBN: 978-4-8278-1547-4
定価: 2,750 (税込)
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目次

Ⅰ 教育保健の理念と方法

1章 教育保健の考え方

 1 教育保健の理念

 2 学校の機能と教育保健

 3 教育保健の機能としての養護

2章 教育保健の思想と方法

 1 「教育保健」概念の源流とその後の発展

 2 「健康」概念の教育学的検討

 3 教育保健の方法

3章 教育保健の枠組み



Ⅱ 子どもの現状と教育保健の課題

1章 子どもの健康実態把握と教育保健


 1 子どもの健康実態把握とその方法

 2 とらえた実態を教育の課題に

2章 今日の子どもの健康実態と背景

 1 今日の子どもの健康問題の特徴とその時代的背景

 2 子どもの「からだのおかしさ」の発見・把握・解決の諸段階とそのとらえ方

 3 子どもの生存(生命)にかかわる健康問題

 4 子どもの保護(疾病等)にかかわる健康問題

 5 子どもの発達にかかわる健康問題

 6 子どもの体位・体力にかかわる健康問題とその課題

 7 子どもの心と性をめぐる健康問題とその課題

 8 健康問題の背景としての生活・環境問題



Ⅲ 教育としての保健活動

1章 教育としての保健活動


 1 学校の保健活動を教育活動に

 2 健康な学校づくりと校長の役割

 3 養護教諭が取り組む健康教育活動

2章 子どもの健康と発達の様相をとらえる仕事

 1 教育としての健康診断

 2 健康観察や健康調査で子どもの実態をとらえる

3章 保健室におけるケアと教育

 1 保健室の今日的役割と保健室実践

 2 教育としての救急処置

 3 教育としての健康相談活動

 4 保健室登校とその支援

4章 学級担任による保健的ケアと教育

 1 子どものいのちと健康を守り育てる教師の仕事(1)

 2 子どものいのちと健康を守り育てる教師の仕事(2)

5章 子どもの健康・からだを教え、育てる

 1 小学校における保健学習をつくる

 2 中学・高等学校における保健学習をつくる

 3 教育課程全体に多彩な保健指導を組み込む

6章 保健の自治的・文化的活動

7章 教育保健活動の組織的展開

 1 学校保健委員会活動の組織的な展開

 2 教職員や地域を巻き込んだ健康づくり 保健委員会の子どもたちが学校保健委員会に問題を投げかけて

 3 子どものいのちと健康を守る地域ネットワークづくり

8章 子どものいのち・人権を守り育てる教育

 1 ありのままの性を生きる いのちと人権を守り育て、誰もが生きやすい社会へ

 2 子どもの性と生を育む

 3 生きる力を育む食の教育

 4 いじめ・虐待から子どもを守る教育

 5 学校における防災教育 津波防災教育の授業づくり

 6 特別支援教育 インクルージョンを目指す学校づくり



Ⅳ 教育保健活動を支える制度と体制

1章 教育保健活動の法的根拠と制度・行政


 1 子どもの健康、安全と発達にかかわる法と行政

 2 「学校保健安全法」成立で変わった制度と行政の課題

2章 教育活動を支える保健・安全環境の整備

 1 健康や安全、発達をめぐる課題の多様化と人的環境

 2 学校施設・設備など物的環境整備

3章 子どものいのちと健康を守り育てる学校・家庭・地域の連携

 1 学校と地域の保健連携を進めるための養護教諭と行政の役割

 2 地域の専門家との連携で子どもの健康を守り育てる



Ⅴ 教育保健の歴史と教育保健学の今後

1章 戦前の教育保健の源流を探る

 1 教育保健の源流としての近代教育思想

 2 三島通良の「教育の基礎としての学校衛生」論

 3 大西永次郞「教育的学校衛生」論と竹村一「教育としての学校衛生」論

 4 戦前学校衛生の実践に見る教育保健的発想

2章 教育保健論のあゆみと到達点

 1 教育学における教育保健論の系譜

 2 戦後の教育保健研究・実践のあゆみと到達点

3章 教育保健学の確立に向けて

 1 教育生理学・教育衛生学から教育保健学へ

 2 教員養成における教育保健学

4章 諸外国の学校保健の動向

 1 諸外国におけるヘルスプロモーティングスクールの動向と教育保健

 2 欧米の健康教育の動向と教育保健










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