第57回学校保健ゼミナール子どもたちを支え・育む養護教諭であるために

終了しました
日 時
2018年8月2日(木)
2018年8月3日(金)
会 場
ニッショーホール(東京)

講座内容

8月3日

第1講座

養護教諭から伝える学校保健 ~『すぐ使える! 学校保健OJTシート』を活用して~

  • 藤巻和美先生
  • 【講師】
     国士舘大学文学部教育学科・教授
     鈴木裕子 先生
  • 【実践報告】
     東京都公立中学校・主任養護教諭
     唯野 文 先生
     東京都公立高等学校・主任養護教諭
     藤巻和美 先生
藤巻和美先生 養護教諭と教職員の緊密な連携のためにも、学校保健に関する校内OJT(On the Job Training)が必要とされています。具体的にどのような方法で進めていけばよいのかご解説いただき、あわせてOJTシートを活用した実践例もご報告いただきました。

第2講座

支え合い 光輝くいのち

  • やなせなな先生
  • 【講師】
     シンガーソングライター・僧侶
     やなせなな 先生
やなせなな先生 全国で講演やライブをおこなっている「歌う尼さん」であるやなせ先生。子宮体がん克服の経験や「いのちの尊さ」について、歌も交えつつお話しいただきました。

第3講座

夢をあきらめない

  • 【講師】
     北京オリンピックシンクロ競技日本代表、奈良女子大学大学院博士課程
     石黒由美子 先生
小学生のころに交通事故で大きなけがをおった石黒先生。入院中のテレビで見たシンクロに憧れ、リハビリを受けながらもシンクロに打ち込み、オリンピックの代表選手になりました。傷害を乗り越えて「夢をあきらめない」という力強いお話をしていただきました。

第4講座

子どもの前向きな気持ち、やる気を引き出す協働的な面談スタイル~動機づけ面接の魅力と実際~

  • 【講師】
     札幌学院大学人文学部こども発達学科・教授
     北田雅子 先生
面談においては、「ダメだし」「危機感をあおる」「現実を直視させる」「説得」「相手を決めつける」といった言動をしないこと、相手の話を共感的に聞き相手の自己決定も尊重するなどの重要なポイントについてお話いただきました。

8月4日

第5講座

養護教諭の行う救急処置

  • 砂村京子先生
  • 【講師】
     東京医療保健大学・教授
     砂村京子 先生
30年以上の養護教諭勤務を経て、現在は養成のお立場におられる砂村先生。自らのご経験をもとに、「養護教諭にとっての救急処置(学校救急看護)」とは何かを、最新の救急処置に関するトピックス、教育的な役割なども交えながらお話しいただきました。

第6講座

身近な解剖学 カラダのしくみ

  • 樋口桂先生
  • 【講師】
     文京学院大学保健医療技術学部・教授
     樋口桂 先生
樋口桂先生 『世界一受けたい授業』や『NMBとまなぶくん』等、TVでもお馴染みの解剖学のスペシャリスト樋口桂先生に、「へーっ! そうなんだ!」と知って納得、目からウロコのカラダの不思議を楽しくお話しいただきました。後半は自分のカラダを教材にしたアクティブラーニングのご提案もいただきました。

第7講座

こどもの心臓病~明日の現場で役立つ生活管理のポイントとは?~

  • 土井庄三郎先生
  • 【講師】
     東京医科歯科大学大学院小児・周産期地域医療学・教授
     土井庄三郎 先生
土井庄三郎先生 心臓の構造やこどもによく見られる心臓病についてわかりやすくご解説いただくとともに、学校生活の中でこどもが何らかの症状を訴えた場合、心臓病との関連性をどのように考え、どう対応していけばよいのかについてもお話しいただきました。

参加者の声

  • 参加者の声

    教員に学校保健について伝える方法や工夫のヒントになった

  • 参加者の声

    子どもだけでなく教員に対してもかかわるポイントがわかった

  • 参加者の声

    とても大切なスキルを教えていただけた。すぐ学校で使いたい

  • 参加者の声

    校内研修で情報提供するとともに、自分の身になるように復習して実践したい

  • 参加者の声

    ほけんだよりや掲示板でも活用できる内容が含まれ、これからの実践に活かしたい

ご講演内容については第1~2、4~7講座:『健康教室』2018年11月増刊号に掲載しております。
なお、第3講座につきましては著者ご意向により増刊号未掲載となります。

ようこそ、ゲスト様

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